天平(てんぴょう)は、8世紀前半から中頃にかけての、奈良時代における元号で、729年9月2日から始まり、749年5月4日まで、21年間使われた。期間中の天皇は、聖武天皇である。

天平期、天平年間、天平年中などとも言われ、およそ729年-749年の間を指す。

天平の前の元号は神亀であり、次の元号は天平感宝である。

【年】
天平元年 - 西暦729年。巳(み)年、干支は己巳。神亀6年
天平2年 - 西暦730年。午(うま)年、干支は庚午
天平3年 - 西暦731年。未(ひつじ)年、干支は辛未
天平4年 - 西暦732年。申(さる)年、干支は壬申
天平5年 - 西暦733年。酉(とり)年、干支は癸酉
天平6年 - 西暦734年。戌(いぬ)年、干支は甲戌
天平7年 - 西暦735年。亥(い)年、干支は乙亥
天平8年 - 西暦736年。子(ね)年、干支は丙子
天平9年 - 西暦737年。丑(うし)年、干支は丁丑
天平10年 - 西暦738年。寅(とら)年、干支は戊寅
天平11年 - 西暦739年。卯(う)年、干支は己卯
天平12年 - 西暦740年。辰(たつ)年、干支は庚辰
天平13年 - 西暦741年。巳(み)年、干支は辛巳
天平14年 - 西暦742年。午(うま)年、干支は壬午
天平15年 - 西暦743年。未(ひつじ)年、干支は癸未
天平16年 - 西暦744年。申(さる)年、干支は甲申
天平17年 - 西暦745年。酉(とり)年、干支は乙酉
天平18年 - 西暦746年。戌(いぬ)年、干支は丙戌
天平19年 - 西暦747年。亥(い)年、干支は丁亥
天平20年 - 西暦748年。子(ね)年、干支は戊子
天平21年 - 西暦749年。丑(うし)年、干支は己丑。天平感宝元年

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元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱