天平勝宝(てんぴょうしょうほう)は、8世紀中頃の、奈良時代における元号で、749年8月19日から始まり、757年9月6日まで、9年間使われた。期間中の天皇は、孝謙天皇である。

天平勝宝期、天平勝宝年間、天平勝宝年中などとも言われ、およそ749年-757年の間を指す。

天平勝宝の前の元号は天平感宝であり、次の元号は天平宝字である。

【年】
天平勝宝元年 - 西暦749年。丑(うし)年、干支は己丑。天平21年・天平感宝元年
天平勝宝2年 - 西暦750年。寅(とら)年、干支は庚寅
天平勝宝3年 - 西暦751年。卯(う)年、干支は辛卯
天平勝宝4年 - 西暦752年。辰(たつ)年、干支は壬辰
天平勝宝5年 - 西暦753年。巳(み)年、干支は癸巳
天平勝宝6年 - 西暦754年。午(うま)年、干支は甲午
天平勝宝7年 - 西暦755年。未(ひつじ)年、干支は乙未
天平勝宝8年 - 西暦756年。申(さる)年、干支は丙申
天平勝宝9年 - 西暦757年。酉(とり)年、干支は丁酉。天平宝字元年

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元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱