宝亀(ほうき)は、8世紀後半の、奈良時代における元号で、770年10月23日から始まり、781年1月30日まで、12年間使われた。期間中の天皇は、光仁天皇である。

宝亀期、宝亀年間、宝亀年中などとも言われ、およそ770年-781年の間を指す。

宝亀の前の元号は神護景雲であり、次の元号は天応である。

【年】
宝亀元年 - 西暦770年。戌(いぬ)年、干支は庚戌。神護景雲4年
宝亀2年 - 西暦771年。亥(い)年、干支は辛亥
宝亀3年 - 西暦772年。子(ね)年、干支は壬子
宝亀4年 - 西暦773年。丑(うし)年、干支は癸丑
宝亀5年 - 西暦774年。寅(とら)年、干支は甲寅
宝亀6年 - 西暦775年。卯(う)年、干支は乙卯
宝亀7年 - 西暦776年。辰(たつ)年、干支は丙辰
宝亀8年 - 西暦777年。巳(み)年、干支は丁巳
宝亀9年 - 西暦778年。午(うま)年、干支は戊午
宝亀10年 - 西暦779年。未(ひつじ)年、干支は己未
宝亀11年 - 西暦780年。申(さる)年、干支は庚申
宝亀12年 - 西暦781年。酉(とり)年、干支は辛酉。天応元年

【関連記事】
元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱