弘仁(こうにん)は、日本の9世紀前半の、平安時代における元号で、810年10月20日から始まり、824年2月8日まで、15年間使われた。期間中の天皇は、嵯峨天皇である。

弘仁期、弘仁年間、弘仁年中などとも言われ、およそ810年-824年の間を指す。

弘仁の前の元号は大同であり、次の元号は天長である。

【年】
弘仁元年 - 西暦810年。寅(とら)年、干支は庚寅。大同5年
弘仁2年 - 西暦811年。卯(う)年、干支は辛卯
弘仁3年 - 西暦812年。辰(たつ)年、干支は壬辰
弘仁4年 - 西暦813年。巳(み)年、干支は癸巳
弘仁5年 - 西暦814年。午(うま)年、干支は甲午
弘仁6年 - 西暦815年。未(ひつじ)年、干支は乙未
弘仁7年 - 西暦816年。申(さる)年、干支は丙申
弘仁8年 - 西暦817年。酉(とり)年、干支は丁酉
弘仁9年 - 西暦818年。戌(いぬ)年、干支は戊戌
弘仁10年 - 西暦819年。亥(い)年、干支は己亥
弘仁11年 - 西暦820年。子(ね)年、干支は庚子
弘仁12年 - 西暦821年。丑(うし)年、干支は辛丑
弘仁13年 - 西暦822年。寅(とら)年、干支は壬寅
弘仁14年 - 西暦823年。卯(う)年、干支は癸卯
弘仁15年 - 西暦824年。辰(たつ)年、干支は甲辰。天長元年

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