仁寿(にんじゅ)は、日本の9世紀中頃の、平安時代における元号で、851年6月1日から始まり、854年12月23日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、文徳天皇である。

仁寿期、仁寿年間、仁寿年中などとも言われ、およそ851年-854年の間を指す。

仁寿の前の元号は嘉祥であり、次の元号は斉衡である。

【年】
仁寿元年 - 西暦851年。未(ひつじ)年、干支は辛未。嘉祥4年
仁寿2年 - 西暦852年。申(さる)年、干支は壬申
仁寿3年 - 西暦853年。酉(とり)年、干支は癸酉
仁寿4年 - 西暦854年。戌(いぬ)年、干支は甲戌。斉衡元年

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