元慶(がんぎょう)は、日本の9世紀後半の、平安時代における元号で、877年6月1日から始まり、885年3月11日まで、9年間使われた。期間中の天皇は、陽成天皇である。

元慶期、元慶年間、元慶年中などとも言われ、およそ877年-885年の間を指す。

元慶の前の元号は貞観であり、次の元号は仁和である。

【年】
元慶元年 - 西暦877年。酉(とり)年、干支は丁酉。貞観19年
元慶2年 - 西暦878年。戌(いぬ)年、干支は戊戌
元慶3年 - 西暦879年。亥(い)年、干支は己亥
元慶4年 - 西暦880年。子(ね)年、干支は庚子
元慶5年 - 西暦881年。丑(うし)年、干支は辛丑
元慶6年 - 西暦882年。寅(とら)年、干支は壬寅
元慶7年 - 西暦883年。卯(う)年、干支は癸卯
元慶8年 - 西暦884年。辰(たつ)年、干支は甲辰
元慶9年 - 西暦885年。巳(み)年、干支は乙巳。仁和元年

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