天暦(てんりゃく)は、日本の10世紀中頃の、平安時代における元号で、947年5月15日から始まり、957年11月21日まで、11年間使われた。期間中の天皇は、村上天皇である。

天暦期、天暦年間、天暦年中などとも言われ、およそ947年-957年の間を指す。

天暦の前の元号は天慶であり、次の元号は天徳である。

【年】
天暦元年 - 西暦947年。未(ひつじ)年、干支は丁未。天慶10年
天暦2年 - 西暦948年。申(さる)年、干支は戊申
天暦3年 - 西暦949年。酉(とり)年、干支は己酉
天暦4年 - 西暦950年。戌(いぬ)年、干支は庚戌
天暦5年 - 西暦951年。亥(い)年、干支は辛亥
天暦6年 - 西暦952年。子(ね)年、干支は壬子
天暦7年 - 西暦953年。丑(うし)年、干支は癸丑
天暦8年 - 西暦954年。寅(とら)年、干支は甲寅
天暦9年 - 西暦955年。卯(う)年、干支は乙卯
天暦10年 - 西暦956年。辰(たつ)年、干支は丙辰
天暦11年 - 西暦957年。巳(み)年、干支は丁巳。天徳元年

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元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱