天延(てんえん)は、日本の10世紀後半の、平安時代における元号で、974年1月16日から始まり、976年8月11日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、円融天皇である。

天延期、天延年間、天延年中などとも言われ、およそ974年-976年の間を指す。

天延の前の元号は天禄であり、次の元号は貞元である。

【年】
天延元年 - 西暦974年。戌(いぬ)年、干支は甲戌。天禄5年
天延2年 - 西暦975年。亥(い)年、干支は乙亥
天延3年 - 西暦976年。子(ね)年、干支は丙子。貞元元年

【関連記事】
元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱