天元(てんげん)は、日本の10世紀後半の、平安時代における元号で、978年12月31日から始まり、983年5月29日まで、6年間使われた。期間中の天皇は、円融天皇である。

天元期、天元年間、天元年中などとも言われ、およそ978年-983年の間を指す。

天元の前の元号は貞元であり、次の元号は永観である。

【年】
天元元年 - 西暦978年。寅(とら)年、干支は戊寅。貞元3年
天元2年 - 西暦979年。卯(う)年、干支は己卯
天元3年 - 西暦980年。辰(たつ)年、干支は庚辰
天元4年 - 西暦981年。巳(み)年、干支は辛巳
天元5年 - 西暦982年。午(うま)年、干支は壬午
天元6年 - 西暦983年。未(ひつじ)年、干支は癸未。永観元年

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