正暦(しょうりゃく)は、日本の10世紀末の、平安時代における元号で、990年11月26日から始まり、995年3月25日まで、6年間使われた。期間中の天皇は、一条天皇である。

正暦期、正暦年間、正暦年中などとも言われ、およそ990年-995年の間を指す。

正暦の前の元号は永祚であり、次の元号は長徳である。

【年】
正暦元年 - 西暦990年。寅(とら)年、干支は庚寅。永祚2年
正暦2年 - 西暦991年。卯(う)年、干支は辛卯
正暦3年 - 西暦992年。辰(たつ)年、干支は壬辰
正暦4年 - 西暦993年。巳(み)年、干支は癸巳
正暦5年 - 西暦994年。午(うま)年、干支は甲午
正暦6年 - 西暦995年。未(ひつじ)年、干支は乙未。長徳元年

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