治暦(じりゃく)は、日本の11世紀後半の、平安時代における元号で、1065年9月4日から始まり、1069年5月6日まで、5年間使われた。期間中の天皇は、後冷泉天皇である。

治暦期、治暦年間、治暦年中などとも言われ、およそ1065年-1069年の間を指す。

治暦の前の元号は康平であり、次の元号は延久である。

【年】
治暦元年 - 西暦1065年。巳(み)年、干支は乙巳。康平8年
治暦2年 - 西暦1066年。午(うま)年、干支は丙午
治暦3年 - 西暦1067年。未(ひつじ)年、干支は丁未
治暦4年 - 西暦1068年。申(さる)年、干支は戊申
治暦5年 - 西暦1069年。酉(とり)年、干支は己酉。延久元年

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