永保(えいほう)は、日本の11世紀後半の、平安時代における元号で、1081年3月22日から始まり、1084年3月15日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、白河天皇である。

永保期、永保年間、永保年中などとも言われ、およそ1081年-1084年の間を指す。

永保の前の元号は承暦であり、次の元号は応徳である。

【年】
永保元年 - 西暦1081年。酉(とり)年、干支は辛酉。承暦5年
永保2年 - 西暦1082年。戌(いぬ)年、干支は壬戌
永保3年 - 西暦1083年。亥(い)年、干支は癸亥
永保4年 - 西暦1084年。子(ね)年、干支は甲子。応徳元年

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