応徳(おうとく)は、日本の11世紀後半の、平安時代における元号で、1084年3月15日から始まり、1087年5月11日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、白河天皇である。

応徳期、応徳年間、応徳年中などとも言われ、およそ1084年-1087年の間を指す。

応徳の前の元号は永保であり、次の元号は寛治である。

【年】
応徳元年 - 西暦1084年。子(ね)年、干支は甲子。永保4年
応徳2年 - 西暦1085年。丑(うし)年、干支は乙丑
応徳3年 - 西暦1086年。寅(とら)年、干支は丙寅
応徳4年 - 西暦1087年。卯(う)年、干支は丁卯。寛治元年

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