天仁(てんにん)は、日本の12世紀初頭の、平安時代における元号で、1108年9月9日から始まり、1110年7月31日まで、3年間使われた。期間中の天皇は、鳥羽天皇である。

天仁期、天仁年間、天仁年中などとも言われ、およそ1108年-1110年の間を指す。

天仁の前の元号は嘉承であり、次の元号は天永である。

【年】
天仁元年 - 西暦1108年。子(ね)年、干支は戊子。嘉承3年
天仁2年 - 西暦1109年。丑(うし)年、干支は己丑
天仁3年 - 西暦1110年。寅(とら)年、干支は庚寅。天永元年

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