天永(てんえい)は、日本の12世紀前半の、平安時代における元号で、1110年7月31日から始まり、1113年8月25日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、鳥羽天皇である。

天永期、天永年間、天永年中などとも言われ、およそ1110年-1113年の間を指す。

天永の前の元号は天仁であり、次の元号は永久である。

【年】
天永元年 - 西暦1110年。寅(とら)年、干支は庚寅。天仁3年
天永2年 - 西暦1111年。卯(う)年、干支は辛卯
天永3年 - 西暦1112年。辰(たつ)年、干支は壬辰
天永4年 - 西暦1113年。巳(み)年、干支は癸巳。永久元年

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