天養(てんよう)は、日本の12世紀中頃の、平安時代における元号で、1144年3月28日から始まり、1145年8月12日まで、2年間使われた。期間中の天皇は、近衛天皇である。

天養期、天養年間、天養年中などとも言われ、およそ1144年-1145年の間を指す。

天養の前の元号は康治であり、次の元号は久安である。

【年】
天養元年 - 西暦1144年。子(ね)年、干支は甲子。康治3年
天養2年 - 西暦1145年。丑(うし)年、干支は乙丑。久安元年

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