養和(ようわ)は、日本の12世紀後半の、平安時代における元号で、1181年8月25日から始まり、1182年6月29日まで、2年間使われた。期間中の天皇は、安徳天皇である。ただし、源頼朝の関東政権は、養和の元号を使わず、治承を引き続き使用した。

養和期、養和年間、養和年中などとも言われ、およそ1181年-1182年の間を指す。

養和の前の元号は治承であり、次の元号は寿永である。

寿永についても、源頼朝の関東政権は使用せず、治承を使った。

【年】
養和元年 - 西暦1181年。丑(うし)年、干支は辛丑。治承5年
養和2年 - 西暦1182年。寅(とら)年、干支は壬寅。寿永元年

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