延慶(えんきょう)は、日本の14世紀前半の、鎌倉時代における元号で、1308年11月22日から始まり、1311年5月17日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、花園天皇である。

延慶期、延慶年間、延慶年中などとも言われ、およそ1308年-1311年の間を指す。

延慶の前の元号は徳治であり、次の元号は応長である。

【年】
延慶元年 - 西暦1308年。申(さる)年、干支は戊申。徳治2年
延慶2年 - 西暦1309年。酉(とり)年、干支は己酉
延慶3年 - 西暦1310年。戌(いぬ)年、干支は庚戌
延慶4年 - 西暦1311年。亥(い)年、干支は辛亥。応長元年

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