文保(ぶんぽう)は、日本の14世紀前半の、鎌倉時代における元号で、1317年3月16日から始まり、1319年5月18日まで、3年間使われた。期間中の天皇は、花園天皇である。

文保期、文保年間、文保年中などとも言われ、およそ1317年-1319年の間を指す。

文保の前の元号は正和であり、次の元号は元応である。

【年】
文保元年 - 西暦1317年。巳(み)年、干支は丁巳。正和6年
文保2年 - 西暦1318年。午(うま)年、干支は戊午
文保3年 - 西暦1319年。未(ひつじ)年、干支は己未。元応元年

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