元亨(げんこう)は、日本の14世紀前半の、鎌倉時代における元号で、1321年3月22日から始まり、1324年12月25日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、後醍醐天皇である。

元亨期、元亨年間、元亨年中などとも言われ、およそ1321年-1324年の間を指す。

元亨の前の元号は元応であり、次の元号は正中である。

【年】
元亨元年 - 西暦1321年。酉(とり)年、干支は辛酉。元応3年
元亨2年 - 西暦1322年。戌(いぬ)年、干支は壬戌
元亨3年 - 西暦1323年。亥(い)年、干支は癸亥
元亨4年 - 西暦1324年。子(ね)年、干支は甲子。正中元年

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