暦応(りゃくおう/れきおう)は、日本の14世紀中頃の、南北朝時代における北朝の元号で、1338年10月11日から始まり、1342年6月1日まで、5年間使われた。期間中の天皇は、光明天皇である。

暦応期、暦応年間、暦応年中などとも言われ、およそ1338年-1342年の間を指す。

暦応の前の北朝の元号は建武であり、次の元号は康永である。

【年】
暦応元年 - 西暦1338年。寅(とら)年、干支は戊寅。建武5年
暦応2年 - 西暦1339年。卯(う)年、干支は己卯
暦応3年 - 西暦1340年。辰(たつ)年、干支は庚辰
暦応4年 - 西暦1341年。巳(み)年、干支は辛巳
暦応5年 - 西暦1342年。午(うま)年、干支は壬午。康永元年

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