康永(こうえい)は、日本の14世紀中頃の、南北朝時代における北朝の元号で、1342年6月1日から始まり、1345年11月15日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、光明天皇である。

康永期、康永年間、康永年中などとも言われ、およそ1342年-1345年の間を指す。

康永の前の北朝の元号は暦応であり、次の元号は貞和である。

【年】
康永元年 - 西暦1342年。午(うま)年、干支は壬午。暦応5年
康永2年 - 西暦1343年。未(ひつじ)年、干支は癸未
康永3年 - 西暦1344年。申(さる)年、干支は甲申
康永4年 - 西暦1345年。酉(とり)年、干支は乙酉。貞和元年

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