康安(こうあん)は、日本の14世紀中頃の、南北朝時代における北朝の元号で、1361年5月4日から始まり、1362年10月11日まで、2年間使われた。期間中の天皇は、後光厳天皇である。

康安期、康安年間、康安年中などとも言われ、およそ1361年-1362年の間を指す。

康安の前の北朝の元号は延文であり、次の元号は貞治である。

【年】
康安元年 - 西暦1361年。丑(うし)年、干支は辛丑。延文6年
康安2年 - 西暦1362年。寅(とら)年、干支は壬寅。貞治元年

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