貞治(じょうじ/ていじ)は、日本の14世紀中頃の、南北朝時代における北朝の元号で、1362年10月11日から始まり、1368年3月7日まで、7年間使われた。期間中の天皇は、後光厳天皇である。

貞治期、貞治年間、貞治年中などとも言われ、およそ1362年-1368年の間を指す。

貞治の前の北朝の元号は康安であり、次の元号は応安である。

【年】
貞治元年 - 西暦1362年。寅(とら)年、干支は壬寅。康安2年
貞治2年 - 西暦1363年。卯(う)年、干支は癸卯
貞治3年 - 西暦1364年。辰(たつ)年、干支は甲辰
貞治4年 - 西暦1365年。巳(み)年、干支は乙巳
貞治5年 - 西暦1366年。午(うま)年、干支は丙午
貞治6年 - 西暦1367年。未(ひつじ)年、干支は丁未
貞治7年 - 西暦1368年。申(さる)年、干支は戊申。応安元年

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