永和(えいわ)は、日本の14世紀後半の、南北朝時代における北朝の元号で、1375年3月29日から始まり、1379年4月9日まで、5年間使われた。期間中の天皇は、後円融天皇である。

永和期、永和年間、永和年中などとも言われ、およそ1375年-1379年の間を指す。

永和の前の北朝の元号は応安であり、次の元号は康暦である。

【年】
永和元年 - 西暦1375年。卯(う)年、干支は乙卯。応安8年
永和2年 - 西暦1376年。辰(たつ)年、干支は丙辰。
永和3年 - 西暦1377年。巳(み)年、干支は丁巳。
永和4年 - 西暦1378年。午(うま)年、干支は戊午。
永和5年 - 西暦1379年。未(ひつじ)年、干支は己未。康暦元年

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