永享(えいきょう)は、日本の15世紀中頃の、室町時代における元号で、1429年10月3日から始まり、1441年3月10日まで、13年間使われた。期間中の天皇は、後花園天皇である。

永享期、永享年間、永享年中などとも言われ、およそ1429年-1441年の間を指す。

永享の前の元号は正長であり、次の元号は嘉吉である。

【年】
永享元年 - 西暦1429年。酉(とり)年、干支は己酉。正長2年
永享2年 - 西暦1430年。戌(いぬ)年、干支は庚戌
永享3年 - 西暦1431年。亥(い)年、干支は辛亥
永享4年 - 西暦1432年。子(ね)年、干支は壬子
永享5年 - 西暦1433年。丑(うし)年、干支は癸丑
永享6年 - 西暦1434年。寅(とら)年、干支は甲寅
永享7年 - 西暦1435年。卯(う)年、干支は乙卯
永享8年 - 西暦1436年。辰(たつ)年、干支は丙辰
永享9年 - 西暦1437年。巳(み)年、干支は丁巳
永享10年 - 西暦1438年。午(うま)年、干支は戊午
永享11年 - 西暦1439年。未(ひつじ)年、干支は己未
永享12年 - 西暦1440年。申(さる)年、干支は庚申
永享13年 - 西暦1441年。酉(とり)年、干支は辛酉。嘉吉元年

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