寛正(かんしょう)は、日本の15世紀中頃の、室町時代における元号で、1461年2月1日から始まり、1466年3月14日まで、7年間使われた。期間中の天皇は、後花園天皇である。

寛正期、寛正年間、寛正年中などとも言われ、およそ1461年-1466年の間を指す。

寛正の前の元号は長禄であり、次の元号は文正である。

【年】
寛正元年 - 西暦1461年。巳(み)年、干支は辛巳。長禄5年
寛正2年 - 西暦1462年。午(うま)年、干支は壬午
寛正3年 - 西暦1463年。未(ひつじ)年、干支は癸未
寛正4年 - 西暦1464年。申(さる)年、干支は甲申
寛正5年 - 西暦1465年。酉(とり)年、干支は乙酉
寛正6年 - 西暦1466年。戌(いぬ)年、干支は丙戌。文正元年

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