大永(だいえい)は、日本の16世紀前半の、室町時代における元号で、1521年9月23日から始まり、1528年9月3日まで、8年間使われた。期間中の天皇は、後柏原天皇である。

大永期、大永年間、大永年中などとも言われ、およそ1521年-1528年の間を指す。

大永の前の元号は永正であり、次の元号は享禄である。

【年】
大永元年 - 西暦1521年。巳(み)年、干支は辛巳。永正18年
大永2年 - 西暦1522年。午(うま)年、干支は壬午
大永3年 - 西暦1523年。未(ひつじ)年、干支は癸未
大永4年 - 西暦1524年。申(さる)年、干支は甲申
大永5年 - 西暦1525年。酉(とり)年、干支は乙酉
大永6年 - 西暦1526年。戌(いぬ)年、干支は丙戌
大永7年 - 西暦1527年。亥(い)年、干支は丁亥
大永8年 - 西暦1528年。子(ね)年、干支は戊子。享禄元年

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