延宝(えんぽう)は、日本の17世紀後半の、江戸時代における元号で、1673年10月30日から始まり、1681年11月9日まで、9年間使われた。期間中の天皇は、霊元天皇である。

延宝期、延宝年間、延宝年中などとも言われ、およそ1673年-1681年の間を指す。

延宝の前の元号は寛文であり、次の元号は天和である。

【年】
延宝元年 - 西暦1673年。丑(うし)年、干支は癸丑。寛文13年
延宝2年 - 西暦1674年。寅(とら)年、干支は甲寅
延宝3年 - 西暦1675年。卯(う)年、干支は乙卯
延宝4年 - 西暦1676年。辰(たつ)年、干支は丙辰
延宝5年 - 西暦1677年。巳(み)年、干支は丁巳
延宝6年 - 西暦1678年。午(うま)年、干支は戊午
延宝7年 - 西暦1679年。未(ひつじ)年、干支は己未
延宝8年 - 西暦1680年。申(さる)年、干支は庚申
延宝9年 - 西暦1681年。酉(とり)年、干支は辛酉。天和元年

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