安永(あんえい)は、日本の18世紀後半の、江戸時代における元号で、1772年12月10日から始まり、1781年4月25日まで、10年間使われた。期間中の天皇は、後桃園天皇である。

安永期、安永年間、安永年中などとも言われ、およそ1772年-1781年の間を指す。

安永の前の元号は明和であり、次の元号は天明である。

【年】
安永元年 - 西暦1772年。辰(たつ)年、干支は壬辰。明和9年
安永2年 - 西暦1773年。巳(み)年、干支は癸巳
安永3年 - 西暦1774年。午(うま)年、干支は甲午
安永4年 - 西暦1775年。未(ひつじ)年、干支は乙未
安永5年 - 西暦1776年。申(さる)年、干支は丙申
安永6年 - 西暦1777年。酉(とり)年、干支は丁酉
安永7年 - 西暦1778年。戌(いぬ)年、干支は戊戌
安永8年 - 西暦1779年。亥(い)年、干支は己亥
安永9年 - 西暦1780年。子(ね)年、干支は庚子
安永10年 - 西暦1781年。丑(うし)年、干支は辛丑。天明元年

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