嘉永(かえい)は、日本の19世紀中頃の、江戸時代における元号で、1848年4月1日から始まり、1855年1月15日まで、7年間使われた。期間中の天皇は、孝明天皇である。

嘉永期、嘉永年間、嘉永年中などとも言われ、およそ1848年-1855年の間を指す。

嘉永の前の元号は弘化であり、次の元号は安政である。

【年】
嘉永元年 - 西暦1848年。申(さる)年、干支は戊申。弘化4年
嘉永2年 - 西暦1849年。酉(とり)年、干支は己酉
嘉永3年 - 西暦1850年。戌(いぬ)年、干支は庚戌
嘉永4年 - 西暦1851年。亥(い)年、干支は辛亥
嘉永5年 - 西暦1852年。子(ね)年、干支は壬子
嘉永6年 - 西暦1853年。丑(うし)年、干支は癸丑
嘉永7年 - 西暦1854年。寅(とら)年、干支は甲寅
嘉永8年 - 西暦1855年。卯(う)年、干支は乙卯。安政元年

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