文久(ぶんきゅう)は、日本の19世紀中頃の、江戸時代における元号で、1861年3月29日から始まり、1864年3月27日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、孝明天皇である。

文久期、文久年間、文久年中などとも言われ、およそ1861年-1864年の間を指す。

文久の前の元号は万延であり、次の元号は元治である。

【年】
文久元年 - 西暦1861年。酉(とり)年、干支は辛酉。万延2年
文久2年 - 西暦1862年。戌(いぬ)年、干支は壬戌
文久3年 - 西暦1863年。亥(い)年、干支は癸亥
文久4年 - 西暦1864年。子(ね)年、干支は甲子。元治元年

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