岡本山の山麓に境内、山頂には式内・雨夜神社の論社
[住所]福井県越前市岡本町21-18
[電話]-
岡太神社(おかふとじんじゃ)は、福井県越前市岡本町にある神社。北陸本線の武生駅の西約2.5キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「雨夜神社(越前国・丹生郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
武生中央公園の西を建てに走る県道28号線で越前警察署の交差点を西進すると、鳥居が見えてくる。鳥居の右手に「村社 岡太神社」と刻まれた社号標がある。
鳥居をくぐり、田の横の参道を進むと、岡本山(藤内山)の麓に、垣に囲まれた境内があり、もう一つ鳥居があって、その扁額には「白山神社」とある。
境内に入ると正面に社殿があり、拝殿の後方に、覆屋に納まった本殿がある。境内の右手に、岡本山山頂へ続く階段がある。
ゆるやかに登る山道をしばらく歩くと、山頂に到着する。山頂には、雨夜神社(水波乃売命)の石祠がある。
奈良時代前期の養老元年(717年)の創祀と伝わる。上述のように白山神社とも呼ばれ、山頂には雨夜神社が奥宮のようにある。
当社と雨夜神社の関係は不明だが、当社の境内社として雨夜神社があるというような資料はなく、当社と雨夜神社は一体のように考えられているようだ。
ただし、当社の御祭神は大山咋命・天照皇大神であり、雨夜神社とは別の神を祀っている。例祭は10月9日。
式内社「雨夜神社」の論社は他に、市内の大虫神社が合祀したもの、丹生郡越前町の八坂神社境内社がある。
ただ、山頂の雨夜神社は、『延喜式神名帳』にある「斗布神社(越前国・丹生郡)」に比定される式内社(小社)の旧地という説がある。
式内社「斗布神社」の論社は他に、市内の白崎町の式内同名神社、松森町の十府神社がある。
なお、市内には大滝町に紙祖神として名高く、大瀧神社とともに祀られている岡太神社が、粟田部町にもやはり別の式内論社の岡太神社があるが、いずれも別の神社である。
【ご利益】
家内安全、地域安全、開運招福、五穀豊穣
【関連記事】
・福井県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福井県に鎮座している神社の一覧
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岡太神社(おかふとじんじゃ)は、福井県越前市岡本町にある神社。北陸本線の武生駅の西約2.5キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「雨夜神社(越前国・丹生郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
武生中央公園の西を建てに走る県道28号線で越前警察署の交差点を西進すると、鳥居が見えてくる。鳥居の右手に「村社 岡太神社」と刻まれた社号標がある。
鳥居をくぐり、田の横の参道を進むと、岡本山(藤内山)の麓に、垣に囲まれた境内があり、もう一つ鳥居があって、その扁額には「白山神社」とある。
境内に入ると正面に社殿があり、拝殿の後方に、覆屋に納まった本殿がある。境内の右手に、岡本山山頂へ続く階段がある。
ゆるやかに登る山道をしばらく歩くと、山頂に到着する。山頂には、雨夜神社(水波乃売命)の石祠がある。
奈良時代前期の養老元年(717年)の創祀と伝わる。上述のように白山神社とも呼ばれ、山頂には雨夜神社が奥宮のようにある。
当社と雨夜神社の関係は不明だが、当社の境内社として雨夜神社があるというような資料はなく、当社と雨夜神社は一体のように考えられているようだ。
ただし、当社の御祭神は大山咋命・天照皇大神であり、雨夜神社とは別の神を祀っている。例祭は10月9日。
式内社「雨夜神社」の論社は他に、市内の大虫神社が合祀したもの、丹生郡越前町の八坂神社境内社がある。
ただ、山頂の雨夜神社は、『延喜式神名帳』にある「斗布神社(越前国・丹生郡)」に比定される式内社(小社)の旧地という説がある。
式内社「斗布神社」の論社は他に、市内の白崎町の式内同名神社、松森町の十府神社がある。
なお、市内には大滝町に紙祖神として名高く、大瀧神社とともに祀られている岡太神社が、粟田部町にもやはり別の式内論社の岡太神社があるが、いずれも別の神社である。
【ご利益】
家内安全、地域安全、開運招福、五穀豊穣
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