通行者が必ず拝むため止まった格式、白山権現・五社権現
[住所]富山県砺波市林525
[電話]-
林神社(はやしじんじゃ)は、富山県砺波市林にある神社。城端線の砺波駅の北西約1.6キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「林神社(越中国・砺波郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。
創祀年代は不詳。古くから若林郷20ヶ村の総社として広く信仰され、白山権現を併祀するなど神仏混合したことで、社運が隆盛した。
境内には多くの社殿、堂宇が軒を連ねていたという。社号について、あまりにも格式が高かったことから通行者も鳥居の前で必ず拝むために止まった。
このことから「拝止」という地名がなり、それが転じて「林」と呼ばれるようになったとも伝わる。
戦国時代には上杉勢の兵火により多くの建物、社宝、記録などが焼失、さらに雄神川(射水川)の氾濫により、社殿が流され、一時衰退した。
江戸時代までは林大明神・白山権現・五社権現などと呼ばれていたが、明治になり、現社号に復し、明治6年(1873年)、郷社に列した。
平成3年(1991年)、幕末の文久年間(1861年-1864年)以来の社殿に対して、再建が図られ、平成4年(1992年)11月、本殿の鞘・祝詞殿・幣殿・拝殿が造営された。
御祭神は道臣命。例祭は11月2日。拝殿に掲げられる額は藩学者五十嵐篤好の書で、神殿に建立されている五輪塔は、室町時代の村内の実力者の墓碑と伝えられている。
なお、式内社「林神社」の論社は他に、市内頼成の当社および式内同名神社がある。
【ご利益】
地域安全、家内安全、交通安全、事業成功

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林神社(はやしじんじゃ)は、富山県砺波市林にある神社。城端線の砺波駅の北西約1.6キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「林神社(越中国・砺波郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では郷社。
創祀年代は不詳。古くから若林郷20ヶ村の総社として広く信仰され、白山権現を併祀するなど神仏混合したことで、社運が隆盛した。
境内には多くの社殿、堂宇が軒を連ねていたという。社号について、あまりにも格式が高かったことから通行者も鳥居の前で必ず拝むために止まった。
このことから「拝止」という地名がなり、それが転じて「林」と呼ばれるようになったとも伝わる。
戦国時代には上杉勢の兵火により多くの建物、社宝、記録などが焼失、さらに雄神川(射水川)の氾濫により、社殿が流され、一時衰退した。
江戸時代までは林大明神・白山権現・五社権現などと呼ばれていたが、明治になり、現社号に復し、明治6年(1873年)、郷社に列した。
平成3年(1991年)、幕末の文久年間(1861年-1864年)以来の社殿に対して、再建が図られ、平成4年(1992年)11月、本殿の鞘・祝詞殿・幣殿・拝殿が造営された。
御祭神は道臣命。例祭は11月2日。拝殿に掲げられる額は藩学者五十嵐篤好の書で、神殿に建立されている五輪塔は、室町時代の村内の実力者の墓碑と伝えられている。
なお、式内社「林神社」の論社は他に、市内頼成の当社および式内同名神社がある。
【ご利益】
地域安全、家内安全、交通安全、事業成功

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