もとは白山社、式内・荊波神社とも、明治期の合祀で改称、弁慶岩
巖谷門神社 富山県小矢部市矢波602-1
[住所]富山県小矢部市矢波602-1
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巖谷門神社(いわやどじんじゃ。巌谷門神社)は、富山県小矢部市矢波にある神社。あいの風とやま鉄道の石動駅の北約5キロ。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「荊波神社(越中国・砺波郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。式内根拠は地名の矢波との関わりが指摘されている。長らく、白山社と呼ばれたようで、白山権現とも。御祭神は菊理姫命

明治41年(1908年)、村内の光徳寺鎮座の無格社神明社(天照皇大神)、吉原鎮座の無格社火産神社(火産霊神)を合祀、白山社から現社号に改称した。

合祀の2柱は現在、本殿に配祀されている。例祭は4月18日が春季祭、10月18日が秋季祭。

当社の前を少し西へ行くと、「弁慶岩」という大きな岩がある。江戸期の古文書にも記載され、「切籠石」「升形石」とも呼ばれた。

縦7.8メートル、幅5.6メートル。源義経主従が兄の源頼朝の追手を逃れて東北へ下る途中、ここを通った弁慶の足跡だと伝えられている。
動きなき 岩根の松も さくら木も すゑ幾千代乃 春やちぎらん
富山県には、弁慶が転がした弁慶石がある日枝神社、弁慶の足跡の残る石がある脇子八幡宮など、弁慶にまつわる岩や石が多い。

なお、式内社「荊波神社」の論社は多く、他に、南砺市砺波市高岡市の式内同名神社、南砺市井波の八幡宮、谷の大森神社、桐木の神明宮、市内臼谷の八幡宮がある。

【ご利益】
家内安全、夫婦和合、開運招福、火防
巖谷門神社 富山県小矢部市矢波
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