宇土権現・別所権現、式内論社とも、西多久神社を合祀
[住所]島根県出雲市多久谷町455
[電話]0853-62-2890
田中神社(たなかじんじゃ)は、島根県出雲市多久谷町にある神社。畑電車北松江線の布崎駅の北約2キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「多久神社(出雲国・楯縫郡)」に比定される式内社(小社)の論社。創祀年代は不詳。
古くは、「宇土権現」「別所権現」と言われていたようだが、由緒を語るものは何もないという。最古の棟札は、江戸時代中期の享保2年(1717年)。
そこには、「明俸建立宇土権現一宇当國郷大字松平左少将、本願田中善左門」とある。「松平左少将」とは松江の藩主のこと。出雲松江藩の5代藩主松平宣維。
江戸時代中期の地誌『雲陽誌』では、当社を式内社「多久神社」に比定している。現在、拝殿内の扁額に「田中神社と合祀 西多久神社」とある。
当社そのものか、この合祀の西多久神社が式内論社なのかは不明。他の論社に、多久町の式内同名神社がある。
大正10年(1921年)11月29日、神饌幣帛料供進社に指定された。御祭神は火雷之命(ほいかづちのみこと)。例祭は11月3日。
田んぼの畔道に鳥居が建立され、その先に鎮守の森が浮かぶ。境内入口には灯籠と二の鳥居がある。すぐ正面に出雲らしい太注連縄をかけた拝殿、その奥に弊殿・本殿がある。
【ご利益】
諸願成就・無病息災・家運栄昌
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[電話]0853-62-2890
田中神社(たなかじんじゃ)は、島根県出雲市多久谷町にある神社。畑電車北松江線の布崎駅の北約2キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「多久神社(出雲国・楯縫郡)」に比定される式内社(小社)の論社。創祀年代は不詳。
古くは、「宇土権現」「別所権現」と言われていたようだが、由緒を語るものは何もないという。最古の棟札は、江戸時代中期の享保2年(1717年)。
そこには、「明俸建立宇土権現一宇当國郷大字松平左少将、本願田中善左門」とある。「松平左少将」とは松江の藩主のこと。出雲松江藩の5代藩主松平宣維。
江戸時代中期の地誌『雲陽誌』では、当社を式内社「多久神社」に比定している。現在、拝殿内の扁額に「田中神社と合祀 西多久神社」とある。
当社そのものか、この合祀の西多久神社が式内論社なのかは不明。他の論社に、多久町の式内同名神社がある。
大正10年(1921年)11月29日、神饌幣帛料供進社に指定された。御祭神は火雷之命(ほいかづちのみこと)。例祭は11月3日。
田んぼの畔道に鳥居が建立され、その先に鎮守の森が浮かぶ。境内入口には灯籠と二の鳥居がある。すぐ正面に出雲らしい太注連縄をかけた拝殿、その奥に弊殿・本殿がある。
【ご利益】
諸願成就・無病息災・家運栄昌
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