古瀬の同名神社が流れ着いた、分祀した、あるいは式社とも
[住所]奈良県御所市戸毛1610
[電話]-
大倉姫神社(おおくらひめじんじゃ)は、奈良県御所市戸毛にある神社。和歌山線・近鉄吉野線の吉野口駅の北約1キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「大倉比売神社/大倉比賣神社(大和国・葛上郡)」に比定される式内社(小社)の論社。現在も当社は大倉比売神社とも。
創祀年代は不詳。当社の南すぐの古瀬に、当社と同名の神社がある。当社は、その古瀬から流れ着いた、あるいは分祀したものともされる。
式内社「大倉比賣神社」については、神名帳に注釈として、「一名雲櫛社」とある。当社の御祭神も古瀬と同様、御祭神は大倉比売命(大倉姫命)。
大倉姫命は大己貴神の御子である下照姫の別名とされる。『先代旧事本紀』その他では、下照姫を葛城郡雲櫛社に祀るとしている。
古瀬の分社との論調が強いが、志賀剛は古瀬の社を式内社「許世都比古命神社」に比定し、当社を式内社「大倉比賣神社」としている。
例祭は8月25日とも、10月6日とも。このあたりの祭日も、古瀬と共通性があり、どちらにしろ、両社は何らかの関係があると考えられる。
【ご利益】
縁結び、子宝・安産
【関連記事】
・奈良県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、奈良県に鎮座している神社の一覧
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大倉姫神社(おおくらひめじんじゃ)は、奈良県御所市戸毛にある神社。和歌山線・近鉄吉野線の吉野口駅の北約1キロ。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「大倉比売神社/大倉比賣神社(大和国・葛上郡)」に比定される式内社(小社)の論社。現在も当社は大倉比売神社とも。
創祀年代は不詳。当社の南すぐの古瀬に、当社と同名の神社がある。当社は、その古瀬から流れ着いた、あるいは分祀したものともされる。
式内社「大倉比賣神社」については、神名帳に注釈として、「一名雲櫛社」とある。当社の御祭神も古瀬と同様、御祭神は大倉比売命(大倉姫命)。
大倉姫命は大己貴神の御子である下照姫の別名とされる。『先代旧事本紀』その他では、下照姫を葛城郡雲櫛社に祀るとしている。
古瀬の分社との論調が強いが、志賀剛は古瀬の社を式内社「許世都比古命神社」に比定し、当社を式内社「大倉比賣神社」としている。
例祭は8月25日とも、10月6日とも。このあたりの祭日も、古瀬と共通性があり、どちらにしろ、両社は何らかの関係があると考えられる。
【ご利益】
縁結び、子宝・安産
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