もとは枯木の宮や川俣の森と呼ばれた、字北見戸に鎮座
川俣神社 三重県鈴鹿市平田本町1-10-30
[住所]三重県鈴鹿市平田本町1-10-30
[電話]059-382-3080

川俣神社(かわまたじんじゃ)は、三重県鈴鹿市平田本町にある神社。鈴鹿川南岸、近鉄鈴鹿線の平田町駅の北約850メートル。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「川俣神社(伊勢国・鈴鹿郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。奉斎氏族とみられる川俣氏族は、『皇大神宮儀式帳』『倭姫命世記』『続日本紀』にみえており、鈴鹿郡牧田郷に本拠地を置いていたとされている。

式内社「川俣神社」の論社は多く、他に、亀山市加太板屋と、市内の庄野町西富田町中冨田町和泉町に当社および式内同名神社がある。

当社はもとは字北貝戸に鎮座したという。江戸時代前期の寛文年間(1661年-1672年)、神明社の相殿に移されたという。

字北貝戸の旧社地は枯木の宮、または川俣の森と伝えられる。現在の柳の森と考えられている。

明治6年(1873年)、村社に列したが、明治41年(1908年)には神明社とともに岡田町の岡太神社に合祀された。昭和2年(1926年)、氏子の総意により、現在地に再興された。

主祭神は品陀和気命木花佐久夜毘売命天照大神速須佐之男命天児屋根命大山祇命大穴牟遅命猿田彦命を合祀する。例祭は10月第2日曜日で例大祭。氏子地域は平田町。

【ご利益】
厄災除け、安産、家内安全、交通安全
川俣神社 三重県鈴鹿市平田本町
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