式内・榎村神社の八柱神社、旧満蒙開拓団の双龍神社を合祀
[住所]三重県多気郡大台町江馬632
[電話]-
荻原神社(おぎはらじんじゃ)は、三重県多気郡大台町江馬にある神社。紀勢本線の三瀬谷駅の南西約9キロ、宮川沿いを進む。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「榎村神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
もとは江馬八柱神社。創祀年代は不詳だが、式内社だったとの由緒が伝わる。その後、近辺に八王寺社が多いので八王寺神社と呼称された。八王子か?
もとの地は不詳だが、室町時代あたりか、当時は荘間と呼ばれた、現在地の江馬に遷座した。明治3年(1870年)2月、当時の和歌山藩の命令により八柱神社に改称した。
明治40年(1907年)、村内の村社7社、無格社10社、境内社64社を合祀、当時の村名を取り、現社号に改称した。
昭和61年(1986年)、秋季大祭に旧満蒙双龍開拓団の氏神神社だった双龍神社の御霊を中国政府の計らいにより返還を受け、当社に合祀した。
主祭神は、田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命の宗像三女神と、天忍穂耳命・天之穂日命・天津彦根命・活津彦根命・熊野櫲樟日命を併せた五男三女神。配祀神は以下の通り。
素戔嗚命・大山祇命・大己貴命・水速女命・久延彦命・金山彦命・倉稲魂命・猿田彦命・櫛磐窓命・埴山姫命・木花開耶姫命・経津主命・軻遇突智命・高彦根命・瀬織津姫命・少彦名命・保食神・伊弉冉命・応神天皇・惟喬親王・菅原命・氏子の祖霊
例祭は11月23日で、秋祭、秋季大祭。現在までに、荻原地内13区、約800人の氏子を有し、宮司1名と13名の総代により維持されているという。
平成20年(2008年)11月には、合祀以来100年目の第5回式年遷座により、本殿造営が行われた。
当社本殿の真後ろには、イチイガシの巨樹がある。幹周は4メートル、立派な根元を持つ。イチイガシとしては県内では有数の大きさ。境内には他にもイチイガシがある。
なお、式内社「榎村神社」の論社は他に、伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の摂社である三重県伊勢市二見町の堅田神社がある。
【ご利益】
一族・子孫繁栄、家内安全、安産
【関連記事】
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
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荻原神社(おぎはらじんじゃ)は、三重県多気郡大台町江馬にある神社。紀勢本線の三瀬谷駅の南西約9キロ、宮川沿いを進む。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「榎村神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
もとは江馬八柱神社。創祀年代は不詳だが、式内社だったとの由緒が伝わる。その後、近辺に八王寺社が多いので八王寺神社と呼称された。八王子か?
もとの地は不詳だが、室町時代あたりか、当時は荘間と呼ばれた、現在地の江馬に遷座した。明治3年(1870年)2月、当時の和歌山藩の命令により八柱神社に改称した。
明治40年(1907年)、村内の村社7社、無格社10社、境内社64社を合祀、当時の村名を取り、現社号に改称した。
昭和61年(1986年)、秋季大祭に旧満蒙双龍開拓団の氏神神社だった双龍神社の御霊を中国政府の計らいにより返還を受け、当社に合祀した。
主祭神は、田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命の宗像三女神と、天忍穂耳命・天之穂日命・天津彦根命・活津彦根命・熊野櫲樟日命を併せた五男三女神。配祀神は以下の通り。
素戔嗚命・大山祇命・大己貴命・水速女命・久延彦命・金山彦命・倉稲魂命・猿田彦命・櫛磐窓命・埴山姫命・木花開耶姫命・経津主命・軻遇突智命・高彦根命・瀬織津姫命・少彦名命・保食神・伊弉冉命・応神天皇・惟喬親王・菅原命・氏子の祖霊
例祭は11月23日で、秋祭、秋季大祭。現在までに、荻原地内13区、約800人の氏子を有し、宮司1名と13名の総代により維持されているという。
平成20年(2008年)11月には、合祀以来100年目の第5回式年遷座により、本殿造営が行われた。
当社本殿の真後ろには、イチイガシの巨樹がある。幹周は4メートル、立派な根元を持つ。イチイガシとしては県内では有数の大きさ。境内には他にもイチイガシがある。
なお、式内社「榎村神社」の論社は他に、伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)の摂社である三重県伊勢市二見町の堅田神社がある。
【ご利益】
一族・子孫繁栄、家内安全、安産
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