深田郷、若松御厨で近世までは神明宮とも、毎月の宅神祭
[住所]三重県鈴鹿市若松東3-22-40
[電話]059-385-0175
深田神社(ふかたじんじゃ)は、三重県鈴鹿市若松東にある神社。伊勢湾、若松漁港の近く、近鉄名古屋線の伊勢若松駅の東約800メートル。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「深田神社(伊勢国・河曲郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。社地の西2町歩あまりを深田と呼び習わし、これが郷名となって深田郷になり、当社号としても定着したと考えられている。
『神鳳鈔』『外宮神領目録』にはともに「若松御厨」が記載され、さらに当社は古くから「神明宮」と呼ばれていた。
伊勢の神宮(伊勢神宮)との関わりが指摘されるが、『式社検録』によれば、神明は『延喜式』後の合祀と推察している。
安土桃山時代の天正15年(1587年)、江戸時代前期の慶安2年(1649年)、元禄10年(1697年)、中期の享保6年(1711年)の棟札が残されており、造営の経緯が知られる。
明治5年(1872年)、村社に列し、明治39年(1906年)には神饌幣帛料供進社に指定された。明治41年(1908年)、村内の無格社17社を合祀した。
主祭神は豊宇迦能売命。素盞雄命・保食神・五男三女神・誉田別天皇・大物主命・伊弉冊尊・伊弉諾尊・火産霊命・宇迦之御魂神を合祀している。
例祭は10月10日。毎月初旬に、氏子各戸に出向いて家内安全の祈祷をする宅神祭を斎行している。毎月、全戸を回る宅神祭は全国的にも珍しい。
当社はコスプレイヤーの撮影スポットとしても人気。若松の住宅街に位置し、木立や森に囲まれており、周囲の住宅からは見えにくい。
宮司家も協力的なようで、相談次第で、邸宅の和風庭園での撮影も可能だという。社務所が更衣室として運用される場合もある。
【ご利益】
五穀豊穣、交通安全、厄災除け、家内安全
【関連記事】
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
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深田神社(ふかたじんじゃ)は、三重県鈴鹿市若松東にある神社。伊勢湾、若松漁港の近く、近鉄名古屋線の伊勢若松駅の東約800メートル。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「深田神社(伊勢国・河曲郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。社地の西2町歩あまりを深田と呼び習わし、これが郷名となって深田郷になり、当社号としても定着したと考えられている。
『神鳳鈔』『外宮神領目録』にはともに「若松御厨」が記載され、さらに当社は古くから「神明宮」と呼ばれていた。
伊勢の神宮(伊勢神宮)との関わりが指摘されるが、『式社検録』によれば、神明は『延喜式』後の合祀と推察している。
安土桃山時代の天正15年(1587年)、江戸時代前期の慶安2年(1649年)、元禄10年(1697年)、中期の享保6年(1711年)の棟札が残されており、造営の経緯が知られる。
明治5年(1872年)、村社に列し、明治39年(1906年)には神饌幣帛料供進社に指定された。明治41年(1908年)、村内の無格社17社を合祀した。
主祭神は豊宇迦能売命。素盞雄命・保食神・五男三女神・誉田別天皇・大物主命・伊弉冊尊・伊弉諾尊・火産霊命・宇迦之御魂神を合祀している。
例祭は10月10日。毎月初旬に、氏子各戸に出向いて家内安全の祈祷をする宅神祭を斎行している。毎月、全戸を回る宅神祭は全国的にも珍しい。
当社はコスプレイヤーの撮影スポットとしても人気。若松の住宅街に位置し、木立や森に囲まれており、周囲の住宅からは見えにくい。
宮司家も協力的なようで、相談次第で、邸宅の和風庭園での撮影も可能だという。社務所が更衣室として運用される場合もある。
【ご利益】
五穀豊穣、交通安全、厄災除け、家内安全
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