浅井氏の家臣渡辺氏の高田館跡の南、明治に現社号に
兵主神社 滋賀県長浜市湖北高田町203
[住所]滋賀県長浜市湖北高田町203
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兵主神社(ひょうずじんじゃ/ひょうづじんじゃ)は、滋賀県長浜市湖北高田町にある神社。琵琶湖北東岸、北陸本線の河毛駅の南西約2キロ。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「兵主神社(近江国・伊香郡)」に比定される式内社(小社)の論社。兵主神社の一つ。灯籠と鳥居、本殿の覆屋があるのみ。本殿は一間社流造で、間口3尺・奥行3尺だという。

創祀年代は不詳。明治元年(1868年)、太政官布告によって境内281坪を分けて、現社号の神社となったという。御祭神は大国主命。例祭は2月6日。

当社の南には浅井氏の家臣渡辺氏の居館である高田館(たかだやかた)があった。渡辺周防守は浅井長政とともに小谷城で討死した。

その子孫は豊臣秀吉に仕え、天正年間(1573年-1592年)末に家臣の赤井氏を連れて、この辺りに移住してきたという。

なお、式内社「兵主神社」の論社は他に、当社地から北約5.8キロ、市内高月町横山の当社および式内同名神社がある。

【ご利益】
厄災除け、病気平癒
兵主神社 滋賀県長浜市湖北高田町
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