和名抄の養父郡建屋郷、中世以降は妙見宮、幕末の大燈籠
楯縫神社 兵庫県養父市建屋839
[住所]兵庫県養父市建屋839
[電話]079-666-0268

楯縫神社(たてぬいじんじゃ)は、兵庫県養父市建屋にある神社。播但線の新井駅の北西9キロほど。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「楯縫神社(但馬国・養父郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

建屋の集落あたりで、建屋川の支流である宮川に沿って東へ1キロほど遡る。当社の南数百メートルには、同じ式内社「楯縫神社」の論社である齋神社がある。

飛鳥時代、第41代持統天皇3年(689年)の創立だという。『和名類聚抄』に養父郡建屋郷が記載されている。

長野一雄『物部氏と出雲』では、各地の式内楯縫神社を物部氏の活動の痕跡としてとらえて論じている。

・常陸国 信太郡 茨城県稲敷郡美浦村の郷中信太に論社
・丹波国 氷上郡 兵庫県丹波市春日町長王に楯縫神社
・但馬国 養父郡 当社と齋神社が論社
・但馬国 気多郡 兵庫県豊岡市日高町鶴岡に楯縫神社

中世以降、妙見宮と称した。戦国時代の永禄6年(1563年)、江戸時代前期の明暦3年(1657年)に本殿を造立。明治2年(1869年)、現社号に改称した。

明治6年(1873年)10月、村社に列し、大正4年(1915年)に社殿が造営された。御祭神は彦狭知命。

境内には、高さ4メートルほどの、幕末の文久元年(1861年)に奉納された大きな燈籠がある。

【ご利益】
産業振興、事業成功、一族・子孫繁栄
楯縫神社 兵庫県養父市建屋
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