神功皇后の艦を守護したとも、11月三番叟や江奈太鼓、1月に弓祭り
[住所]静岡県賀茂郡松崎町江奈13
[電話]-
舟寄神社(ふなよせじんじゃ)は、静岡県賀茂郡松崎町江奈にある神社。松崎町役場の北東約1キロ、国道136号線の江奈交差点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「伊那下神社(伊豆国・那賀郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
創建年代や由緒は不詳。江奈地区の鎮守である。一説にその昔、神功皇后の新羅遠征の時、この神がその艦を守ったとも伝わる。
以来、船員や漁業者による崇敬が篤く、氏子の漁民は漁獲ごとに初穂を神前に供し、加護を祈ったという。
式内社「伊那下神社」の論社は、町内松崎の式内同名神社がある。この当社の南西1.4キロにある伊那下神社も相当な古社で、やはり神功皇后伝承が残る。
そのため、伊那下神社が何らかの式内社であることは間違いない、とされている。ただし、伊那下神社は式内社「伊那下神社」以外にも複数の式内論社である。
伊那下神社がもし式内社「伊那下神社」ではなかった場合、当社が式内社「伊那下神社」に当たる、と考えられているようだ。
当社の御祭神は積羽八重事代主命。伊那下神社と対になり、当社から見て伊那下神社の手前に鎮座する伊那上神社と同じである。
例祭は11月3日で、秋祭。三番叟や、勇壮な江奈太鼓が盛大に奉納される。当社の三番叟は2日に、キヨメサンバと称して民家で披露され、3日にホウノウサンバとして当社で奉納される。
この時期町内はどこもかしこも祭りで、隣の区からも太鼓台の音が聞こえてくる。子供によって演じられるため、観衆にも子供も多い。
他に境内には28間(約51メートル)の矢場があり、毎年1月29日には奉納弓祭りが催行される。
社頭入口、参道には台輪鳥居が建つ。参道左側には神池がある。奥まで見通せる拝殿があり、その後ろに一段高いところに本殿が鎮座する。
拝殿と本殿の間には、昭和9年(1934年)5月19日に建立された狛犬一対がある。本殿は鞘堂によって覆われている。
本殿の左右に、いくつかの境内社が祀られている。境内には他に、神輿庫や御神木の公孫樹(イチョウ)がある。
【ご利益】
家内安全、商売繁昌、海上安全、五穀豊穣

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・静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧
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舟寄神社(ふなよせじんじゃ)は、静岡県賀茂郡松崎町江奈にある神社。松崎町役場の北東約1キロ、国道136号線の江奈交差点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「伊那下神社(伊豆国・那賀郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
創建年代や由緒は不詳。江奈地区の鎮守である。一説にその昔、神功皇后の新羅遠征の時、この神がその艦を守ったとも伝わる。
以来、船員や漁業者による崇敬が篤く、氏子の漁民は漁獲ごとに初穂を神前に供し、加護を祈ったという。
式内社「伊那下神社」の論社は、町内松崎の式内同名神社がある。この当社の南西1.4キロにある伊那下神社も相当な古社で、やはり神功皇后伝承が残る。
そのため、伊那下神社が何らかの式内社であることは間違いない、とされている。ただし、伊那下神社は式内社「伊那下神社」以外にも複数の式内論社である。
伊那下神社がもし式内社「伊那下神社」ではなかった場合、当社が式内社「伊那下神社」に当たる、と考えられているようだ。
当社の御祭神は積羽八重事代主命。伊那下神社と対になり、当社から見て伊那下神社の手前に鎮座する伊那上神社と同じである。
例祭は11月3日で、秋祭。三番叟や、勇壮な江奈太鼓が盛大に奉納される。当社の三番叟は2日に、キヨメサンバと称して民家で披露され、3日にホウノウサンバとして当社で奉納される。
この時期町内はどこもかしこも祭りで、隣の区からも太鼓台の音が聞こえてくる。子供によって演じられるため、観衆にも子供も多い。
他に境内には28間(約51メートル)の矢場があり、毎年1月29日には奉納弓祭りが催行される。
社頭入口、参道には台輪鳥居が建つ。参道左側には神池がある。奥まで見通せる拝殿があり、その後ろに一段高いところに本殿が鎮座する。
拝殿と本殿の間には、昭和9年(1934年)5月19日に建立された狛犬一対がある。本殿は鞘堂によって覆われている。
本殿の左右に、いくつかの境内社が祀られている。境内には他に、神輿庫や御神木の公孫樹(イチョウ)がある。
【ご利益】
家内安全、商売繁昌、海上安全、五穀豊穣

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