式内・劔刀乎夜尓命神社、市の史跡、御魂石や鉄製の古剣
[住所]静岡県伊豆の国市戸沢52-1
[電話]-
剣刀神社(たちじんじゃ、剱刀神社)は、静岡県伊豆の国市戸沢にある神社。伊豆の国市役所から県道130号線を西進する。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「剣刀乎夜尓命神社/劔刀乎夜尓命神社(伊豆国・田方郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。『伊豆国神階帳』に「従四位上 たんかいの明神」とある。御祭神は劔刀乎夜爾命。
当社では劔刀乎夜爾命を、日本武命と草薙剣としているようだ。本殿には、御魂石や鉄製の古剣が祀られているという。
当社正面の谷奥は「中越地」と呼ばれ、古くより良質の土を産し、花坂とともに布目瓦なとを大量に産出し、地方の有力な工業地だったという。
また、沿岸航路の重要な泊地てあった内浦方面と田方平野との交通上の要路となっていたともされる。
江戸時代中期の宝暦7年(1757年)と寛政9年(1797年)9月16日、社殿造営の記録が残る。明治6年(1873年)9月、村社に列した。大正11年(1922年)4月、社殿を造営。
昭和50年(1975年)に社殿を改築、昭和57年(1983年)の台風により境内の土手が崩壊した。これに伴い、石段などの改造、線虫の被害に遭った老松などを伐採。
従来の鬱蒼としたたたずまいはかなり変わったが、境内付近には鎮座当時をしのばせる古道の名残も見られるという。
本殿の別殿に、根神社(大己貴命)と稲荷神社(倉稲魂命)を祀り、末社として伊勢神社(天照大御神)、琴平神社(大物主神)、金毘羅神社(大物主神)がある。
境内や社殿は市の史跡名勝天然記念物(史跡)に指定されており、寛政元年(1789年)の石柱があるという。
なお、式内社「劔刀乎夜尓命神社」の論社は他に、三島市大場の赤王神社と、三島市谷田の多賀神社がある。
【ご利益】
産業振興、事業成功、地域安全

【関連記事】
・静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧

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剣刀神社(たちじんじゃ、剱刀神社)は、静岡県伊豆の国市戸沢にある神社。伊豆の国市役所から県道130号線を西進する。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「剣刀乎夜尓命神社/劔刀乎夜尓命神社(伊豆国・田方郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。『伊豆国神階帳』に「従四位上 たんかいの明神」とある。御祭神は劔刀乎夜爾命。
当社では劔刀乎夜爾命を、日本武命と草薙剣としているようだ。本殿には、御魂石や鉄製の古剣が祀られているという。
当社正面の谷奥は「中越地」と呼ばれ、古くより良質の土を産し、花坂とともに布目瓦なとを大量に産出し、地方の有力な工業地だったという。
また、沿岸航路の重要な泊地てあった内浦方面と田方平野との交通上の要路となっていたともされる。
江戸時代中期の宝暦7年(1757年)と寛政9年(1797年)9月16日、社殿造営の記録が残る。明治6年(1873年)9月、村社に列した。大正11年(1922年)4月、社殿を造営。
昭和50年(1975年)に社殿を改築、昭和57年(1983年)の台風により境内の土手が崩壊した。これに伴い、石段などの改造、線虫の被害に遭った老松などを伐採。
従来の鬱蒼としたたたずまいはかなり変わったが、境内付近には鎮座当時をしのばせる古道の名残も見られるという。
本殿の別殿に、根神社(大己貴命)と稲荷神社(倉稲魂命)を祀り、末社として伊勢神社(天照大御神)、琴平神社(大物主神)、金毘羅神社(大物主神)がある。
境内や社殿は市の史跡名勝天然記念物(史跡)に指定されており、寛政元年(1789年)の石柱があるという。
なお、式内社「劔刀乎夜尓命神社」の論社は他に、三島市大場の赤王神社と、三島市谷田の多賀神社がある。
【ご利益】
産業振興、事業成功、地域安全

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