集落最北端の大明神、江戸中期の棟札、明治前期の拝殿、鹿像一対
[住所]鳥取県鳥取市生山477
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槻折神社(つきおりじんじゃ)は、鳥取県鳥取市生山にある神社。因美線の津ノ井駅の東。県道194号線を途中南へ。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「槻折神社(因幡国・法美郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。その後の由緒も伝わらない。江戸時代中期の安永2年(1773年)、造営の棟札が現存している。

槻折大明神と称していたが、明治5年(1872年)、村社に列し、明治7年(1874年)には拝殿が建立された。

昭和6年(1931年)、神饌幣帛料供進社に指定された。御祭神は大山祇命。例祭は4月8日。

入口の両部鳥居には額がかかり、赤い塗料で「式内」、青い塗料で「槻折神社」と見え、周りは同じ青、その周りの東西南北に赤の模様入り。

境内下の石段脇に出雲丹後狛犬一対があり、石段を上ると拝殿。本殿は覆い屋があるが、その隙間からわずかに本殿が望める。

他に境内には、ブロンズの鹿像、雌雄一対がある。生山集落の最北端に位置しているが、境内にはきれいに管理されている。

【ご利益】
地域安全、家内安全
槻折神社 鳥取県鳥取市生山
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