天鷺の宮・天三祇宮、因幡国造の祖の御子を祀る、御祭神の腰掛岩
[住所]鳥取県鳥取市大畑874
[電話]-
天日名鳥命神社(あめのひなどりのみことじんじゃ)は、鳥取県鳥取市大畑にある神社。湖山池の南西。山陰本線の末恒駅の南西、宝木駅の南東。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「天日名鳥命神社(因幡国・高草郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。通称は、天鷺の宮・天鷺宮。鷺(サギ)は、三祇であるという説がある。つまり、天三祇宮。
もとは天日名鳥命、天穂日命、天日鷲命を祀る神社が三社存在していたが、中古、焼失して、一つにまとめ、3柱を祀った、とも。
御祭神の天日名鳥命は、天穂日命の御子神である。天穂日命は因幡国造氏の氏神とされ、出雲大社の出雲国造の祖でもある。
当社の北2キロほどの地にはそのまま、天穂日命神社がある。また、当社神と同神と思われる御熊神社もある。付近には古墳も確認されており、古代の当地方豪族との密接な関係をうかがわせる。
江戸時代中期の天明5年(1785年)、社殿が造営され、その棟札に「天日名鳥命神社天鷺大明神」とある。江戸時代後期の文政3年(1820年)、再建された。現社殿である。
明治4年(1871年)、村社に列し、大正2年(1913年)には字村ノ中鎮座の無格社福谷神社(素盞嗚尊)を合祀。昭和8年(1933年)、神饌幣帛料供進社に指定された。
以上のように、御祭神は3柱だと思うが、現在の御祭神は、天日名鳥命・素盞嗚命の2柱と紹介されるケースが多い。例祭は4月15日近い日曜日。
道の側にある小山の前に鳥居があり、狭い階段を登ると、頂上に境内がある。この山の麓に、腰掛岩という岩があり、御祭神が腰掛けて魚を釣ったという伝承があるという。
平成28年(2016年)12月1日から平成29年(2017年)12月31日まで行われた、酉年因幡伯耆國開運八社巡りで、酉年所縁神社として、当社が選ばれた。
この八社巡りでは、手ぬぐい一枚(500円)を購入し、各社に設置されているスタンプ(朱印)を集める活動が行われた。
【ご利益】
開運招福、一族・子孫繁栄、事業成功
【関連記事】
・鳥取県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、鳥取県に鎮座している神社の一覧
[電話]-
天日名鳥命神社(あめのひなどりのみことじんじゃ)は、鳥取県鳥取市大畑にある神社。湖山池の南西。山陰本線の末恒駅の南西、宝木駅の南東。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「天日名鳥命神社(因幡国・高草郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代は不詳。通称は、天鷺の宮・天鷺宮。鷺(サギ)は、三祇であるという説がある。つまり、天三祇宮。
もとは天日名鳥命、天穂日命、天日鷲命を祀る神社が三社存在していたが、中古、焼失して、一つにまとめ、3柱を祀った、とも。
御祭神の天日名鳥命は、天穂日命の御子神である。天穂日命は因幡国造氏の氏神とされ、出雲大社の出雲国造の祖でもある。
当社の北2キロほどの地にはそのまま、天穂日命神社がある。また、当社神と同神と思われる御熊神社もある。付近には古墳も確認されており、古代の当地方豪族との密接な関係をうかがわせる。
江戸時代中期の天明5年(1785年)、社殿が造営され、その棟札に「天日名鳥命神社天鷺大明神」とある。江戸時代後期の文政3年(1820年)、再建された。現社殿である。
明治4年(1871年)、村社に列し、大正2年(1913年)には字村ノ中鎮座の無格社福谷神社(素盞嗚尊)を合祀。昭和8年(1933年)、神饌幣帛料供進社に指定された。
以上のように、御祭神は3柱だと思うが、現在の御祭神は、天日名鳥命・素盞嗚命の2柱と紹介されるケースが多い。例祭は4月15日近い日曜日。
道の側にある小山の前に鳥居があり、狭い階段を登ると、頂上に境内がある。この山の麓に、腰掛岩という岩があり、御祭神が腰掛けて魚を釣ったという伝承があるという。
平成28年(2016年)12月1日から平成29年(2017年)12月31日まで行われた、酉年因幡伯耆國開運八社巡りで、酉年所縁神社として、当社が選ばれた。
この八社巡りでは、手ぬぐい一枚(500円)を購入し、各社に設置されているスタンプ(朱印)を集める活動が行われた。
【ご利益】
開運招福、一族・子孫繁栄、事業成功
【関連記事】
・鳥取県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、鳥取県に鎮座している神社の一覧
コメント