藩も番人を置く神威、もと砥倉山の麓、坂下村、現在地へ
[住所]石川県加賀市山中温泉加美谷台1
[電話]0761-78-0694 - 白山神社
日置神社(ひおきじんじゃ)は、石川県加賀市山中温泉加美谷台にある神社。国道364号線が県道11号線と交わる塚谷西交差点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「日置神社(加賀国・江沼郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代や由緒は不詳。近世には「砥倉の宮」「風の宮」と称し、近隣10ヶ村の惣社だったという。砥倉明神とも呼ばれ、普通は十一面観音堂とも。
当社境内を汚すと大風が起るといわれ、米商人が米価をつり上げるためにわざと当社に侵入して来るので、番人を置いて警戒したと伝わる。
その番人のための費用は藩から出ていたというから、時の藩政が当社神威をいかに重く見ていたかが分かる。
もとは砥倉山の麓にあった。しかし、明治初期には廃絶して、社殿もなかったという。その後、坂下村の東側に復興した。
坂下村改め坂下町は往昔、山中谷との交流で坂下峠より四十九院を経て山中、動橋方面への交通の要所。
そのため、峠の下の集落として「坂下」の地名が生まれたとされる。そしてその坂下町は、付近一帯を日置谷と称した。
昭和62年(1987年)、九谷ダム建設のため現在地に移された。現在地は加美谷台だが、石川県神社庁では長谷田町レ79-1としている。
ともかく、この遷座の際、片谷社・小杉社・生水社を合祀したという。当社の御祭神は天押日神。天忍日命のことか、天日神命のことかは不詳。
【ご利益】
五穀豊穣、厄災除け、地域安全、交通安全
【関連記事】
・石川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、石川県に鎮座している神社の一覧
[電話]0761-78-0694 - 白山神社
日置神社(ひおきじんじゃ)は、石川県加賀市山中温泉加美谷台にある神社。国道364号線が県道11号線と交わる塚谷西交差点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「日置神社(加賀国・江沼郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創祀年代や由緒は不詳。近世には「砥倉の宮」「風の宮」と称し、近隣10ヶ村の惣社だったという。砥倉明神とも呼ばれ、普通は十一面観音堂とも。
当社境内を汚すと大風が起るといわれ、米商人が米価をつり上げるためにわざと当社に侵入して来るので、番人を置いて警戒したと伝わる。
その番人のための費用は藩から出ていたというから、時の藩政が当社神威をいかに重く見ていたかが分かる。
もとは砥倉山の麓にあった。しかし、明治初期には廃絶して、社殿もなかったという。その後、坂下村の東側に復興した。
坂下村改め坂下町は往昔、山中谷との交流で坂下峠より四十九院を経て山中、動橋方面への交通の要所。
そのため、峠の下の集落として「坂下」の地名が生まれたとされる。そしてその坂下町は、付近一帯を日置谷と称した。
昭和62年(1987年)、九谷ダム建設のため現在地に移された。現在地は加美谷台だが、石川県神社庁では長谷田町レ79-1としている。
ともかく、この遷座の際、片谷社・小杉社・生水社を合祀したという。当社の御祭神は天押日神。天忍日命のことか、天日神命のことかは不詳。
【ご利益】
五穀豊穣、厄災除け、地域安全、交通安全
【関連記事】
・石川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、石川県に鎮座している神社の一覧
コメント