秦河勝が創祀した式内論社、室町期本殿、湧水「お滝」
[住所]京都府亀岡市旭町今峠4
[電話]-
松尾神社(まつおじんじゃ)は、京都府亀岡市旭町今峠にある神社。山陰本線の八木駅の西、国道477号線が府道405に接続する地点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「松尾神社(丹波国・桑田郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
社伝によれば、奈良時代初期の和銅年間(708年-715年)の創祀。ただし、秦河勝(秦川勝。生没年不詳)が聖徳太子(574年-622年)の命により創祀した、とも。
近在の村の氏神として崇敬を集めたが、安土桃山時代の天正年間(1573年-1592年)、明智光秀による丹波進攻により多くの社殿が焼失し、本殿のみが難を逃れたと伝える。
その本殿は、室町時代の明応7年(1498年)の造営。一間社流造、屋根は檜皮葺で、現在は覆屋内に立っている。府登録文化財。
また、本殿下段にある手水用の水は三郎ヶ岳からの湧水で、「お滝」と称され、どのような干ばつの際にも絶えたことがないと伝える。
御祭神は、大山咋命・市杵嶋姫命。境内は亀岡盆地東側の三郎ヶ岳山麓に所在し、亀岡の自然100選に選出されている。また、「松尾神社文化財環境保全地区」となっている。
境内社に、大己貴神社(大国主神)、蛭子神社(恵比寿神)、天満宮社(菅原道真公)、八幡神社(応神天皇)、天照大神社、素戔嗚神社がある。
また、罔象神社(罔象女神)、高房神社(経津主神・武甕槌神)、今宮神社(素戔嗚神)、稲荷神社(宇賀之御魂神)がある。近隣の森本には御旅所がある。
なお、式内社「松尾神社」の論社は他に、市内保津町の請田神社がある。
【ご利益】
五穀豊穣、健康長寿、身体壮健
【関連記事】
・京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧
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松尾神社(まつおじんじゃ)は、京都府亀岡市旭町今峠にある神社。山陰本線の八木駅の西、国道477号線が府道405に接続する地点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「松尾神社(丹波国・桑田郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
社伝によれば、奈良時代初期の和銅年間(708年-715年)の創祀。ただし、秦河勝(秦川勝。生没年不詳)が聖徳太子(574年-622年)の命により創祀した、とも。
近在の村の氏神として崇敬を集めたが、安土桃山時代の天正年間(1573年-1592年)、明智光秀による丹波進攻により多くの社殿が焼失し、本殿のみが難を逃れたと伝える。
その本殿は、室町時代の明応7年(1498年)の造営。一間社流造、屋根は檜皮葺で、現在は覆屋内に立っている。府登録文化財。
また、本殿下段にある手水用の水は三郎ヶ岳からの湧水で、「お滝」と称され、どのような干ばつの際にも絶えたことがないと伝える。
御祭神は、大山咋命・市杵嶋姫命。境内は亀岡盆地東側の三郎ヶ岳山麓に所在し、亀岡の自然100選に選出されている。また、「松尾神社文化財環境保全地区」となっている。
境内社に、大己貴神社(大国主神)、蛭子神社(恵比寿神)、天満宮社(菅原道真公)、八幡神社(応神天皇)、天照大神社、素戔嗚神社がある。
また、罔象神社(罔象女神)、高房神社(経津主神・武甕槌神)、今宮神社(素戔嗚神)、稲荷神社(宇賀之御魂神)がある。近隣の森本には御旅所がある。
なお、式内社「松尾神社」の論社は他に、市内保津町の請田神社がある。
【ご利益】
五穀豊穣、健康長寿、身体壮健
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