平安期に源満仲が勧請とも、7月室町期から続く犬甘野の御田
[住所]京都府亀岡市西別院町犬甘野宮ノ谷5
[電話]-
松尾神社(まつおじんじゃ)は、京都府亀岡市西別院町犬甘野宮ノ谷にある神社。御朱印の有無は不明。
国道423号線から府道732号線にあり、常泉寺近くで集落に入る。市内には複数の松尾神社があり、当社は特に犬甘野松尾神社とも呼ばれる。
創祀時期は平安時代の寛和年間(985年-987年)と伝わる。源満仲(912年-997年)が丹波を治める時に、武将の明神として勧請したという。
以降当地の氏神として信仰を集めた。御祭神は大山咋命・市杵嶋姫命。本殿の傍には巨大な磐座が聳えている。
一の鳥居をくぐってから二の鳥居までは長い参道が続く。参道脇の谷川は社殿の方から流れ下り、スギ並木が風に揺れる音と谷川の水音、小鳥の囀りが聞こえる。
亀岡の「自然100選」の一つ。境内には多くの摂末社が祀られているが、社名は不明なものが多い。手水舎の水は自然水の湧水。
特殊神事として、室町時代より続く御田祭がある。7月上旬の卯の日、あるいは酉の日を選んで、五穀豊穣を祈る。
「犬甘野の御田」として、府の無形民俗文化財に指定されている。犬甘野御田祭とも。市内に唯一残る田植祭り。
現在は7月第1日曜日に行なわれる。小学生男子が2人、あるいは3人、早乙女の衣装をまとい、太鼓の音に合わせて、田植えの動きを演じる。
早乙女の衣装は2着あり、江戸時代後期の文政5年(1822年)に作られた記録が残る。平成23年(2011年)、189年ぶりに新調された。
【ご利益】
五穀豊穣、無病息災、身体壮健、厄災除け
【関連記事】
・京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧
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松尾神社(まつおじんじゃ)は、京都府亀岡市西別院町犬甘野宮ノ谷にある神社。御朱印の有無は不明。
国道423号線から府道732号線にあり、常泉寺近くで集落に入る。市内には複数の松尾神社があり、当社は特に犬甘野松尾神社とも呼ばれる。
創祀時期は平安時代の寛和年間(985年-987年)と伝わる。源満仲(912年-997年)が丹波を治める時に、武将の明神として勧請したという。
以降当地の氏神として信仰を集めた。御祭神は大山咋命・市杵嶋姫命。本殿の傍には巨大な磐座が聳えている。
一の鳥居をくぐってから二の鳥居までは長い参道が続く。参道脇の谷川は社殿の方から流れ下り、スギ並木が風に揺れる音と谷川の水音、小鳥の囀りが聞こえる。
亀岡の「自然100選」の一つ。境内には多くの摂末社が祀られているが、社名は不明なものが多い。手水舎の水は自然水の湧水。
特殊神事として、室町時代より続く御田祭がある。7月上旬の卯の日、あるいは酉の日を選んで、五穀豊穣を祈る。
「犬甘野の御田」として、府の無形民俗文化財に指定されている。犬甘野御田祭とも。市内に唯一残る田植祭り。
現在は7月第1日曜日に行なわれる。小学生男子が2人、あるいは3人、早乙女の衣装をまとい、太鼓の音に合わせて、田植えの動きを演じる。
早乙女の衣装は2着あり、江戸時代後期の文政5年(1822年)に作られた記録が残る。平成23年(2011年)、189年ぶりに新調された。
【ご利益】
五穀豊穣、無病息災、身体壮健、厄災除け
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