もとは和爾部神社、平安前期に坂本を勧請、別当は青蓮寺
[住所]福井県三方郡美浜町佐柿29-2
[電話]-
日吉神社(ひよしじんじゃ)は、福井県三方郡美浜町佐柿にある神社。小浜線の美浜駅と東美浜駅の中間、国道27号線の丹後街道の南。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 北陸道神 若狭国 三方郡「和爾部神社/和尓部神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では無格社。
御岳山の北西山麓に位置し、緑も豊かで、境内も緑に包まれ、神秘的な雰囲気を漂わせている。猪除けのフェンスがある。
武長篤行家所蔵の江戸時代初期の文献『普光山記残片』によれば、飛鳥時代末期の慶雲元年(704年)4月14日の創立で、当地の産土だという。
現在の例祭日もこの日にちなみ、4月14日が踏襲されているという。『普光山記残片』では、当社は和爾部神であるとして、和爾部氏の祖を祀ったという。
和爾部氏は和爾氏の系譜であり、第5代孝昭天皇、天足彦国押人命、難波根子建振熊命などが祖。また、富士山浅間大社の大宮司家に連なる。
ただし、平安時代前期の寛平元年(889年)、近江国坂本山王宮の御分霊を合祀してからは、山王大権現と呼ばれるようになり、後に現社号が定着した。
別当寺は青蓮寺だった。正保2年(1646年)、酒井若狭守忠勝が祈願するにあたり、社殿を造営したという。
現在の御祭神は、大山咋命のみ。和爾部神社としての痕跡はみられない。境内社に、大神宮社・樹下神社・稲荷社・八幡神社がある。
本殿玉垣内には出雲構えの狛犬が、本殿縁側には笏谷狛犬がそれぞれ一対ずつ安置されている。
【ご利益】
家内安全、地域安全
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・福井県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、福井県に鎮座している神社の一覧
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日吉神社(ひよしじんじゃ)は、福井県三方郡美浜町佐柿にある神社。小浜線の美浜駅と東美浜駅の中間、国道27号線の丹後街道の南。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 北陸道神 若狭国 三方郡「和爾部神社/和尓部神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では無格社。
御岳山の北西山麓に位置し、緑も豊かで、境内も緑に包まれ、神秘的な雰囲気を漂わせている。猪除けのフェンスがある。
武長篤行家所蔵の江戸時代初期の文献『普光山記残片』によれば、飛鳥時代末期の慶雲元年(704年)4月14日の創立で、当地の産土だという。
現在の例祭日もこの日にちなみ、4月14日が踏襲されているという。『普光山記残片』では、当社は和爾部神であるとして、和爾部氏の祖を祀ったという。
和爾部氏は和爾氏の系譜であり、第5代孝昭天皇、天足彦国押人命、難波根子建振熊命などが祖。また、富士山浅間大社の大宮司家に連なる。
ただし、平安時代前期の寛平元年(889年)、近江国坂本山王宮の御分霊を合祀してからは、山王大権現と呼ばれるようになり、後に現社号が定着した。
別当寺は青蓮寺だった。正保2年(1646年)、酒井若狭守忠勝が祈願するにあたり、社殿を造営したという。
現在の御祭神は、大山咋命のみ。和爾部神社としての痕跡はみられない。境内社に、大神宮社・樹下神社・稲荷社・八幡神社がある。
本殿玉垣内には出雲構えの狛犬が、本殿縁側には笏谷狛犬がそれぞれ一対ずつ安置されている。
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